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土曜日…10/26 11:20〜(土曜日レッスンは受付停止中ですが平日ご希望で体験のみ土曜日が良い方はどうぞ)
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先日、Eテレで「3ヶ月でマスターする ピアノ」という番組が始まりました。
大人の学び直しがテーマのシリーズで、ピアノ編では初心者がサティのジムノペディ、経験者がショパンの革命に挑戦するという内容。
放送が発表された4月から注目していました。
おそらく視聴者の9割が思っていること
「本当にピアノを3ヶ月でマスターすることなんてできるの?」
答えはYESです!
3ヶ月あれば
・初心者向けテキストを1冊終えることができます
・結婚式の余興などのために1曲だけ弾けるようにすることもできます(実際にレッスンの経験があります)
ただし、ピアノは楽器の中でも独学が難しい楽器だと私は思います。
テレビの中では素晴らしい先生がマンツーマンで指導していますので、テキストを見ながら独学でマスターすることははっきり言って難しいです。
よく大人生徒さんの中にも今まで独学でやっていましたという方がちらほらいらっしゃいますが、それぞれに苦労の跡が見え、限界を感じて教室へいらっしゃいます。
苦労していたことが実際レッスンに来てみたら10分でできるようになってしまったりします。
その方に合った練習方法はYouTubeや本では教えてくれません。
マスターへの最短ルートはレッスンに通うことです。(断言します!)
とはいえピアノを始めるきっかけとしてはとても良い番組なので、これで大人ピアノ人口が増えてくれたらと願っています。
おおあみ音楽院がプレオープンして1年が経ちました。
何十年と教室を経営していく中で最初の1年、試行錯誤してきましたが、自己採点するなら90点はあげてもいいかなと思います。
今年中に目標にしている生徒数に到達したらあと10点プラスします。
私がどんな教室にしていきたいかはホームページに明記していて、いま通ってくれているみなさん(保護者のみなさん)にはご理解いただいているようで本当に助けられております。
最近は一人ひとりの成長が顕著にみられ、私がやってきたことは間違っていなかったんだと嬉しい気持ちになりました。
しかし保護者の方からすればもっと練習してほしい、もっと真面目にレッスンを受けてほしいと思われることもあるかと思います。
そこで叱るのは簡単ですが、それ以上に「待つ」ことも大事なのではないでしょうか。
子どもの成長には個人差があります。
中には何も言わなくても自分から練習してレッスンの30分間も集中していろんなことを吸収できる子もいます。
でも30分椅子に座っているのが難しい子もいます。
だから私はみんなを同じ天秤にかけるようなことはしません。
SNSでいろんな教室の生徒さんの動画が流れてきたりしますが、一部の子たちを切り取ってアップしているだけなのであれを見て焦る必要もありません。
ただ一つ言えるのは、どんな子もスイッチが入る瞬間があります。
急に自主的に練習し始めたり、急に弾けなかったはずの曲を演奏し始めたり。
その瞬間を待てるかどうかが私たち親に求められていることのような気がします。
そんな子どもの成長の瞬間にたくさん立ち会うことができるピアノ講師は素晴らしい仕事だと、この1年を経て思いました。
子どもの可能性は無限大です。
これからもみなさんの成長の瞬間を楽しみにしています。
こんにちは!
今回は再びこどものレッスンについて綴っていきたいと思います。
お母さんと一緒にレッスンに入っていた子たちも付き添いなしでレッスンに来てくれることが増えました。
中には「ママ今度から来なくていいから」という子も(笑)
頼もしいですね〜!
みんな保護者の方がいなくなるとよくお話ししてくれます。
お話は楽しいですがほどほどに、初めは緊張したり恥ずかしそうにしていた子もリラックスしてレッスンを受けてくれているようです。
さて、本題に入ります。
今回は実際に使用しているテキストをご紹介しながらレッスン内容について書いていきますね。
ピアノが初めてのお友達は「ぴあのどりーむ」「ピアノひけるよジュニア」という教本を使うことがほとんどです。
真ん中のドから始まり、一つずつ読める音符が増えていきます。
これらを使って音符を読む、楽譜に書いてあることを再現するという基本的なことを身につけていきます。
できるだけドレミのカナはふらずに弾いてもらっています。
そして主に未就学児になりますが、補助的に「ピアノ・アドベンチャー」という教本で、CDに合わせて楽しくピアノを弾いてもらったりします。
しつこいようですがリズムの学習を大事にしていて、こどもは「リズムのほん」を主に使用しています。
カスタネットなどの楽器を使ってリズムを叩いていくのですが、ただ叩くだけで終わらないのがレッスン。
①1・2・3…と拍子を口で言いながら叩く
②足踏みしながら叩く
これらは体内メトロノームを身につける練習です。
人前でピアノを弾くとき、当然メトロノームはありません。
自分がメトロノームの代わりにならなければなりません。
楽しみながらトレーニングしています♪
まだお家にピアノがない子は宿題としてワークをやってもらったりもしています。
そして余裕があるときはいろんな奏法を練習したりします。
棒人間の運動とピアノの奏法を結びつけている、目にも楽しい練習です。
例えば2番
スタッカートの練習なのですが、ホッピングしようなので弾むようなイメージ、どんな風に弾いたらイメージに近くなるかな?
3番がまりをつこうなのですが、まさに柔らかいボールをぽんぽんとつくような動きがいいと思います。
再現してみると…
前半は悪い例、後半は良い例です。
悪い例は手首を動かして弾いていて、これでは全部の音を同じ強さで弾くことが難しくなります。
良い例の方は手首がぶらぶらせず、よくボールが弾みそうですね。
作りたい音のイメージからどんな動きになるか想像する力を身につけていきます。
リズム積み木も私のレッスンではお馴染みのアイテムになりました。
音符の長さを知るのに一役買っています。
こんなにレッスン内容を公開して良いんですか?と思われるかもしれませんが、これらの内容をこどもたちにどう伝えるかが重要なので(それは来ていただかないと伝わらないところ)、おおあみ音楽院を知るきっかけになるならいくらでも書きます。
まだまだ試してみたいことがたくさんあります。
時にはあまり興味を持ってもらえなかったな…この子には刺さらなかったか…ということもあって当然な訳で
大人以上に想像ができないのがこどものレッスンです。
だからこそメキメキ上達したり楽しかった!と言ってもらえると嬉しいですし、この仕事やっててよかったと思います。
みんながどんな風に成長していくか、とても楽しみです!
こんにちは。
世の中様々な習い事がありますよね。
私は子供の頃ピアノ、エレクトーン、英語を習っていました。
大人になってからは少し洋裁教室に通っていました。
娘は英語教室に通っています。
習い事を選ぶ基準は人それぞれ違うと思いますが、長続きしそうか、役に立つか、自分に向いているか、お金がどのくらいかかるか、このあたりが多いのではないかと思います。
習い事も多様化しており、親世代と比べてピアノを習う子供は2/3に減ったというデータもあります。
小学生が新たにしてみたい習い事は上位からプログラミング、ダンス、動画制作だそうです。
また、親が子供にさせたい習い事は上位から英会話、水泳、プログラミングとなっています。(ベネッセコーポレーション調べ)
何が言いたいかというと、ピアノが女の子の習い事の代名詞である時代は終わったということ。
逆に言えばそれ以外の方たちへの間口が広がったともいえます。
私は「おとなとこどものためのピアノ教室」としておおあみ音楽院を開いています。
ピアノが子供の習い事の代表的存在でなくなったのであれば、何歳からでも始められるピアノ教室があってもいいのではないか。
でもなんとなくピアノって子供から始めないと弾けるようにならないイメージ、いきなりピアノを習うって敷居が高い、緊張する…なんて思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここだけの話、私も洋裁教室の申し込みメールを送るのに何日もかかりました。
それくらい習い事をするって勇気がいることなんです。
だからみなさんの背中を押すためにこの文章を書いています!
個人レッスンの習い事は自分が主役になれることが魅力だと思っています。
焦ることは何もありません。
楽譜が読めなくても、楽器をやったことがなくても大丈夫。
それぞれのペースでそれぞれの楽しみ方ができるようにサポートするのが私たち講師の役目です。
不安なことがあればどんな些細なことでもお聞きします。
もし楽しそうな教室だな、どんな先生か話してみたいな、と思われたらお気軽にお越しください。
仰々しく体験レッスンなんて書いてますがお話だけでも大丈夫ですよ。
おとなもこどもも、次が待ち遠しくなるようなレッスンにしたいと思っています。
実際に通っている子供たちからも「次いつ来るの?」「帰りたくない!」という声がたくさん聞かれて嬉しいです。
そんな第二のお家のような空間にぜひ足を運んでみてください。
決して広くはありませんが、きっとまた来たくなるはずです。
「またこの曲合格できなくて申し訳ないです…」
最近生徒さんに言われた言葉です。
そんな風に思われているの!?とびっくりしました。
曲やテキストが速く終わったら達成感はありますが、それでいいのでしょうか。
少なくとも私はあまり良いことではないと思っています。
私は一人ひとりに合わせたテキストや曲を選んでお渡ししています。
それが教えてないのにサクサク進んでしまっては何の意味もありません。
すぐできてしまうということは、その内容はその方に合っていません。
むしろ、同じところでいつも間違えていると「よっしゃ」と心の中でガッツポーズしています。
自分の苦手を知り、克服することがレッスンの目的ですから、練習すればできそうだけど少し難しいなぁくらいのギリギリを攻めた課題を見極めてご提案できるのがいい先生だと思うのです。
難しすぎてもお子さんなんかは嫌になってしまうでしょうから、その子の性格にも合わせる必要があります。
冒頭の生徒さんにも同じお話をしたら、「よかった〜、安心しました」と。
どんどん自分の苦手を見つけて、できるようになることに喜びがあるのが音楽です。
たくさんの成功体験を積み重ねて、自信を付けて、自己肯定感もアップできたらいいなと思っています。
音楽で私自身、人生が変わったことは言うまでもありません。
自分語りになってしまいますが…
私は自分のことがあまり好きではありませんでした。
昔から人見知りが激しく、レッスンでも先生に何か聞かれても曖昧な返事しかできない子でしたねー(先生ごめんなさい)
負けず嫌いとかガッツがある訳でもなく、なんとなく得意だからピアノを仕事にできたらいいなと考えていました。
社会人になって、様々な仕事がある中で、ピアノを教えるという仕事に就くことができたわけですが、この仕事は自分の代わりがいないという点が大きいです。
ピアノが習いたいなと思ったとき、どこで習うか、そして誰に習うかということが重要ですよね。
良さそうな教室をピックアップし、体験レッスンを受けて、この先生に決めた!となるのです。
(前にも書きましたが納得いくまでいろんな教室の体験を受けていいと思います)
従って私の生徒さんは私のレッスンを受けに来ています。
ピアノの先生はごまんといますが、私の代わりはいません。
この、AIには絶対にできない仕事に誇りを持っています。
はじめは0人だった生徒さんもどんどん増えて、もしかしたら私ってこの仕事向いているかもしれないと思い始めて。
すると自信がついて、人見知りも克服したんです。(日常生活ではめちゃくちゃ人見知ってますが)
自分を変えてくれたのは紛れもなく音楽です。
音楽が私と人を繋いでくれたと思います。
つい長くなってしまいました。
私が音楽を趣味にする人を増やしたい、地域に音楽が好きな人を増やしたい理由は、音楽には人を変える力があり、それを身を持って伝えていきたいからです。
大それたことを書きましたが、音楽の力で少しでも人生が充実したものになったら素敵ですよね。
教室でも、レッスンが終わって笑顔で帰っていく生徒さんたちを見て嬉しい気持ちになります。
おおあみ音楽院がオープン当初から掲げているテーマ
「音楽で生活に彩りを」
音楽の力をぜひ体感しに来てください。
年末から少しずつレッスン室の模様替えをしています。
決して広くはない空間をどう使うか、試行錯誤しています。
生徒さんも徐々に増えてくる中でこの子はこうしたら良いかな、この方はこれがやりやすいかな、と一人ひとりに合わせて変えていくのが良いだろうという結論になりました。
まだまだ未完成のサグラダファミリアのようなレッスン室を少しご紹介します。
小さなお子様向け。リトミックの要素も取り入れたく、円の中で楽器を叩いたり歌ったり踊ったり本を読んだり。
こちらは鍵盤ハーモニカの方向け。基本的に座って、膝の上に立てて演奏するスタイルです。
ソルフェージュ、座学メインでもゆったり。
付き添いの方が増えても大丈夫です。ご兄弟を連れていらっしゃる方も多くみられます。
当初はソファを置いていたのですが、空間をできるだけ広く使いたくて撤去しました。
楽器店で講師をしていたときは限られた設備でどうレッスンするか考えていましたが、独立した今、何があったら質の高いレッスンができるかを考えるのが楽しいです。
きっと半年後にはまた違う部屋になっていると思います。
お楽しみに。
こんにちは🌱
最近は体験レッスンへお越しいただく方も増え、賑やかになってきたおおあみ音楽院です♩
ブログを読んでいらっしゃる方もいて、とても嬉しいです!
さて、ピアノを始めることにしたのはいいものの、家に楽器がない…
どんなものを選んだらいいか分からない…
ご安心ください。
前職で楽器店販売員の経験を持つピアノ講師 内山が通ります〜
生徒さんの楽器選びも数えきれないほどしてきました。
皆さん新しい楽器を買って確実に上達していますし、長く続ける後押しにもなっているようでした。
まずはどんな種類のピアノがあるの?というところから掘り下げていきます。
①キーボード
子供用の鍵盤が光るキーボードってご存知ですか?
それをイメージしていただければ分かりやすいかと。
安価で手軽に持ち運べたりお家に置くことができます。
ただ、鍵盤はスイッチだと思ってください。
細かいニュアンスまでは表現することはできません。
また、通常ピアノの鍵盤の大きさは決まっているのですが、キーボードは鍵盤が小さかったりします。
音色が色々変えられるので楽しいです。
とりあえずピアノっぽいことがしたい人、遊んでみたい人、ピアノを始める前のお子さんには向いていると思います。
②電子ピアノ
その名の通り電気で動くところはキーボードと同じです。
ただ、違うのはアコースティックピアノを模して作られているところ。
鍵盤も内部構造がピアノと同じような作りになっていたり、ちゃんとハンマーがあるものまであります。
こちらは我が家の電子ピアノ(Roland製)です。
子どもたちがいつでも弾けるようにリビングに置いています。
電子なのでスイッチや画面があります。
弾いた感触は本物と同じとまではいきませんが非常に近いです。
この楽器を選んだ決め手は鍵盤のタッチです。
軽くもなく重くもなく、鍵盤を押した時に返ってくるスピードが速いので気に入りました。
重い方が良さそうですが、グランドピアノの鍵盤って意外と重くないんです。
それが再現できているピアノがこれでした。
ヘッドホンに繋げることもできるので夜間の練習にも最適です。
我が家のものは脚が最初からついているタイプですが、スタンドが別売りのものもあり、こちらはやはり持ち運びする方におすすめです。(こういうの)
価格はピンキリです。
スタンドが別売りのものは5万円〜、据え置き型はエントリーモデルが10万円〜、木製鍵盤がお好みの方は20万円〜が相場です。
ちなみに我が家のRolandは7年前20万円ほどで購入、鍵盤は樹脂と木のハイブリッドです。
価格の違いについてですが、上がれば上がるほどスピーカーの性能が良くなります。
(もっと言えば数が増えます)
そして最近は構造がアップライトピアノやグランドピアノと全く同じですがスピーカーから音が出るハイブリッドピアノというものも存在します。
ピアノも時代と共に進化しています。
③アコースティックピアノ
電気ではない、アップライトピアノやグランドピアノを指します。
安くはないです。
場所も必要です。
搬入できないお家もあります。
よく考えてから購入しましょう。
でもこれ以上のものはありません。
真剣にピアノをやろうと考えている人であれば最初からアコースティックを買うのもありです。
財津一郎さんのCMでもお馴染みですが、ピアノ買取業者もたくさんありますから中古のピアノを検討されるのも良いかと思います。
ご近所を気にされる方は消音機というものもあります。
ピアノに取り付けることで電子ピアノのようにヘッドホンで演奏できるようになります。
日中は音を出せるけれど暗くなったら練習が難しいという場合はおすすめです。
メンテナンスの点では年に1回ほど調律が必要になります。
しっかりピアノの状態を診てもらってください。
そして湿度管理。
ピアノは木なので湿気にも乾燥にも弱いです。
常に湿度50%を目安に保ちましょう。
※これはピアノを習う方に向けたお話です
様々な楽器がありましたが、これだけは絶対外せない条件があります。
①必ず88鍵あるものを!
ピアノの鍵盤は全部で88あります。
しかし数が少ないピアノというのも販売されています。
コンパクトでいいのですが、そう遠くない将来必ず足りなくなります。
そして買い換えることになります。
88鍵あることを確認しましょう。
②できれば別売りスタンドのものは避ける
ピアノの鍵盤の高さは決まっています。
スタンドや机の上に置くと高さが変わってしまい、教室に来た時にあれ、違う…となります。
また、ダンパーペダルも簡易的なものなので非常に踏みにくいです。(これ踏んでるうちに移動するのでイライラします…)
③お部屋で寸法を測る
ピアノって場所をとります。
幅だけでなく、座る場所も考えてくださいね。
④いつまで続くか分からないから…は禁句です!
長く続けて欲しいから少しでも良いものを、と考えていただけると嬉しいです。
ピアノといっても本当にいろんな種類があります。
折りたためるピアノなんていうのも出ていてびっくりしました。
これ、ちゃんと88鍵あるんですよ。
衝動買いはせず、じっくり考えて自分に合ったピアノを探してくださいね。
まずはお店で触ってみてください。
とっておきの1台が見つかりますように!
こんにちは!
前回は最近のこども向けレッスンについてブログを書きました。
今回はおとな初心者のKさんのレッスンで取り組んできたことについて書いていきたいと思います。(少し長くなります)
長年ギターはやってきたけれどピアノは初めてでした。
まず「おとなのためのピアノ教本1」というテキストが3ヶ月で修了し(優秀すぎます)、両手でスラスラ弾けるまでになりました。
Kさんはデスクワークのため手首が凝り固まっており…初めは自然な手の形を身に付けるのに苦労しました。肩も上がっていました。
これは自分の弾いている姿と講師の弾いている姿を動画に撮っていただき見比べることで改善していきました。
正しい姿勢で演奏しないと身体を痛めてしまいますのでここは見過ごせないところです。
今では自分に合った椅子の高さも分かり、無理なく弾けています。
そしてリズム練習も継続して取り組んできました。
前回も書いたように私が初心者の方のレッスンで重要視しているのは「リズム」です。
以前勤めていた楽器店では100人規模の発表会があり、ピアノ以外の楽器の生徒さんの演奏を聴くこともたくさんありました。
楽器を始めて間もないのにお客さんをおっ!と思わせる演奏があります。
他の初心者の方と何が違うのでしょうか?
私が思うに正しいテンポ、正しいリズムで演奏できているかだと思うのです。
緊張すると心拍数が速くなり、いつも通り演奏することが難しくなります。
それでもリズム感の良い方はしっかり身体の中でリズムが取れていて、修正することができます。
これが大きな差だと感じるのです。
音楽をやっていなくても元々リズム感の良い人というのは存在します。
リズムに苦手意識のある方にとっては悔しいですが、でも大丈夫。
リズムは練習すれば鍛えられます!
ソルフェージュのレッスンではもっと専門的にリズムを鍛えていきますが、ピアノのレッスンにおいてもやはりリズム練習は必須です。
こどものレッスンと同じように
・講師の叩いたリズムを真似して叩く
これができたらリズムに音を付け
・講師がピアノで演奏したリズム(2〜3音)を真似して歌う
ここまできたらもう「耳コピ」です。
この2音聴音を動画にしましたのでぜひやってみてください。(ドとミです。ド〜ミ〜と歌ってください。動画を見ずに音だけ聴いてやってくださいね)
リズムと音を聴き取り、覚えて、再現する。
そして音をどんどん増やして、最終的に
・聴き取った音を楽譜に起こす
これが最終目標です。
楽譜が書ける=読めるなので、楽譜を読むのも速く、正確になります。
そして、教本が終わり次に何をしようかとご相談し、音楽的な能力を基礎から学びたいということでピアノとソルフェージュをミックスしたレッスンにシフトしました。
歌も上手になりたいということでリズム感と音感を鍛えるために最近取り組んでいるのがバイエルを使った練習。
バイエルにはポリフォニー的な曲がたくさん載っています。(メロディーと伴奏ではなく両手ともメロディーみたいになっている曲のこと)
例えば25番。
右手パート→歌う
左手パート→弾く
というような練習をしています。
主に音程が取れているか、拍子が取れているか、歌いながら弾くができているか、というところを見ています。
講師と二人で上下に分かれて歌ったりもします。
もちろんピアノの練習としてもバイエルを使用しています。
今後はコンコーネ50番を使ってさらに音感を鍛えるレッスンをしていく予定です。
Kさんは少し特殊ケースでてんこ盛りレッスンなのですが(笑)
教本が終わった方は指の体操として
「バーナムピアノテクニック」
こちらと好きな曲を並行して練習していくことが多いです。
大人の方はすぐに曲が弾きたいとおっしゃる方が多いので、サクッと基礎練習ができるバーナムを好んで使っています。
ご覧いただいた通り、自由度が高いレッスンが可能です。
これピアノ教室でやってもらえるのかな…なんて相談もお気軽にどうぞ。
私ができる限りのご提案をさせていただきます。
やりたいことは常に変化するものです。
逆にお任せでも大丈夫ですよ。
楽しくピアノをやってみたい!楽しく音楽を学びたい!という方のお越しを心よりお待ちしております♩
こんにちは!
おおあみ音楽院では新年のレッスンがスタートいたしました。
ピアノを始めて3ヶ月の生徒さんが両手できらきらぼしが弾けるようになり、とっても嬉しかったです。
冬休みの間も頑張っていた成果ですね✨
さて、今回は最近レッスンで取り組んでいることを綴っていきます。
〈こども編〉と〈おとな編〉に分けてお送りします。
こどものレッスンでは教室に来ないとできない体験を大事にしています。
グランドピアノに触れることはもちろん
このような楽器で遊んだり
ドはどこかな?
音符の学習には「リズム積み木」なるものを最近導入しました。
音符の長さによって大きさが違うので、視覚的に音符の長さを体感することができます。
私は音楽の三要素(リズム・メロディー・ハーモニー)の中で最も大事で基礎のうちに身につけておくべきことは「リズム」だと思っています。
なので30分間のレッスンの中で必ずリズム遊びの時間を設けています。(大人のみなさんも)
例えば
・講師が叩くリズムをまねっこして叩く
・曲に合わせて打楽器を演奏
そして子どもたちに好評なのがプッシュポップ押し!
こちらはおもちゃとして100円ショップに売られているものです。
これを机に置き、いろんなリズムで押していきます。
リズム感を養うだけでなく、ピアノを演奏するのに必要な指先の力を鍛える、そして猫の手なんて表現されますが正しい指の形も身に付けることができます。
ピアノがなくても手軽にできるので大人の方もぜひお試しあれ。
今後、生徒さんたちの反応を見ながら教材を増やしていきたいと思っているので楽しく続けられるよう工夫していきます!
おとな編もお楽しみに♩